GoogleアカウントとGmail=クッキーを消しても Google アカウントからログアウトできない

GoogleアカウントとGmail=クッキーを消しても Google アカウントからログアウトできない

Gmail はログインする時、デフォルトで「ログイン状態を保持する」にチェックが入りますよね。デフォルトをオフにする設定を探したのですが見つかりません。あるのか、ないのか、あれば教えていただきたいのですが、オンの状態でログインし、そのままブラウザを閉じてしまえば、当然次回ブラウザはログイン状態で立ち上がってくるわけです。

下の画像のように、アカウント(メールアドレス)が表示されており、「Gmail」をクリックすれば、そのままメールが開いてしまいます。 

ログイン時に、「ログイン状態を保持する」のチェックを外せばいいのですが、普通そんなことは忘れてしまいます。そんな時は、

01ブラウザを閉じた時にクッキーを削除するように設定しましょう

Chromeの場合

クッキーの設定を「ローカルへのデータ設定を許可する」以外にチェックを入れていれば保存されないわけですが、それですとかなり不便ですので、個別に削除するよう設定します。

  1. ブラウザメニュー→設定(または、アドレスバーに chrome://settings/)→最下行の詳細設定を表示
  2. プライバシー→コンテンツの設定→Cookie→例外の設定
  3. ホスト名のパターンに「[*.]google.com」、動作に「終了時に消去」

として、Chrome を再起動してみます。

ところが、Chrome の右上には相変わらずアカウント名が表示されます。ただ、この状態で Gmail を開いてもログアウトしています。

Google アカウントと Gmail は別に管理されているということなんでしょう。じゃあ、Google アカウントはどこに保存されているのでしょう?

設定の「Cookie とサイトデータ」を開き、「google」でフィルターを掛けてみますと、あるわ!あるわ!、Chrome を立ち上げ、Gmail にログインしただけで、20個以上のドメインのクッキーが保存されています。

上記の設定で「google.com」は全て削除されるわけですから、それ以外のものということで、まず「google.co.jp」を削除し、google のトップ画面を更新してみます。

見事に消えています。

google アカウントは各国のドメイン名で管理しているということでしょうか。

ということで、「例外の設定」に「[*.]google.co.jp」を追加し、「終了時に消去」とすれば、パソコンを共用する場合でもブラウザを閉じてしまえばアカウント名も残らなくなります。

ちなみに、次のリンクにGoogle アカウントと Gmail の違いの説明がありますが、分かりづらいですね。