2012年発売の Lenovo Thinkpad E420、10年経ちますが、Ubuntu を入れてまだ現役です。もちろん SSD に換装、画面が煽るトラブルに見舞われて Motherboard 交換を経ています。
01現在は IEEE 802.11n の 2.4GHz
Wifi の周波数帯には 2.4GHz 帯と 5GHz 帯があり、2.4GHz の方は家電などでも使われており混線したり速度が落ちたりするということです。実際にそうしたトラブルに見舞われたり、特別遅いと感じたわけではありませんが、実はもう一台持っている Windows10 を入れた E430 の方が新しくした Wifi ルーターの電波を掴まず、その原因を探っているうちに内臓の Wifi カードを変えてみようということになり、じゃあついでに E420 も変えようとなったわけです。
まず、現在の内蔵 Wifi カードの詳細を調べます。
Wifi ルーターはバッファローの WSR-1800AX4S ですので、Buffalo-G-XXXX は 2.4GHz です。
802.11b/g/n と n に対応していても 5GHz には対応していないということですね。
02FRU:60Y3251
で、5GHz に対応している Wifi カードを探さなくてはいけないのですが、Lenovo のサイトを見てもなかなか見つかりません。考えてみれば、そもそも純正じゃないわけですから Lenovo では見つからないのかもしれません。
ということで、いろいろググっていましたら同じことをやって見える方が見つかりました。
Lenovo は、BIOS にホワイトリストというデータベースを持っており、それに合致しないパーツは弾かれるということらしく、E420 の 5GHz に対応している Wifi カードの FRU は 60Y3251 だそうです。
AliExpress で購入
AliExpress に 890円 送料 73円というものがありましたのポチッとしました。
1週間で到着しました。早かったですね。
03内蔵 Wifi カード交換
裏蓋を開け、
アンテナ2本とネジ1本を外し、
取り替えるだけです。
045GHz で Wifi 接続
5GHz の Buffalo-A-XXXX が現れました。ただ、WPA3 ではつながりません。
802.11a/b/g/n と a が含まれていますので 5GHz に対応しているということです。
Wifi のシグナルを見ている感じではなんとなく安定しているような気がしますが体感上はわかりません。速度はおそらくあまり変わっていないでしょう。体感上気にならなければ測定したりするタイプではありませんし(笑)、もともと E430 の方が本命ですので、E420 の方はこれでよしということです。