すでにフロッピー・ディスクって何? という時代に入っていますが、なんと今回使う羽目になってしまいました。
01ツールを英語サイトで検索する
経緯はこういうことです。
長らく放ってあった自作パソコンのハードディスクを完全消去しようと思い、USB から Linuxを立ち上げようとしたところまったく反応しません。もちろん BIOSの設定に問題はありません。今度は CD-ROMを入れてみたものの何度やっても途中でフリーズしてしまいます。
原因を探るよりもさっさと終えたい作業ですので、それじゃあフロッピー・ディスクだとなったわけです。
ハードディスクの完全消去は一度経験があり、その時も確かフロッピー・ディスクを使って「0埋め」をやったように思い、DOS用のツールを探してみたのですがすでに公開されなくなっていたりと適当なものが見つかりません。
こういうときは海外だと思い、https://www.google.com/?gl=us&hl=en
で検索してみます。
で、見つかったのが「DBan (Darik’s Boot and Nuke)」というもので CD-ROMだけではなくフロッピー・ディスク起動のものがあるようです。
02DBan (Darik’s Boot and Nuke)
ところが、なかなかフロッピー・ディスク版が見つかりません。
まず、上のリンクの「Download DBAN」クリックしても isoファイルが落ちてくるだけです。これは、リンク先がダウンロードサイト SourceForgeのファイルを直接指しているからで URLを https://sourceforge.net/projects/dban/
に変更して DBANのトップに移動します。
タブの「Files」を選択しますとファイル一覧になりますので dbanをクリックします。最新バージョンが
dban-2.3.0
で isoファイルが落ちてくるやつです。このバージョンにはフロッピー・ディスク版はありません。
過去バージョンを探していきましたら、dban-1.0.7
に dban-1.0.7_i386.exe
というものがありました。これだなと思ったのですが容量が 1.64MBもあります。フロッピー・ディスクに入りません。
結局こういうことでした。このファイルはインストールファイルで、これを起動しますとフロッピー・ディスクに OSともどもディスク消去プログラムを書き込むというものです。OSは Linux系のもののようです。
ということで、XPパソコンにフロッピー・ディスクを差し込み dban-1.0.7_i386.exe
をダブルクリックして DBan (Darik’s Boot and Nuke)ディスクを作成します。
「Install」をクリックすればOKです。ディスクの中身は次のようになっています。
03DBANでハードディスク完全消去
ところで、あとから気づいたのですが、この DBANには日本語サイトがありました(涙)。
フロッピー・ディスクから起動します。画面サイズが調整されていませんので左が切れていますが面倒なのでそのままです(笑)。
ENTER で進みますと OSの読み込みが始まり、Darik’s Boot and Nukeが起動します。
10G と 15Gのハードディスクがあるようです。…ようですって、すっかり忘れています(笑)。
SPACEキーで選択し、F10でスタートします。
こんな感じで進みます。時間がかかりますので他のことしながら気長に待ちましょう。右上に残り時間がでていたと思うのですが見忘れました。
終了しました。3時間掛かっていますね。
ログが必要なければ電源を落として終了です。
この際、もう1台の不要パソコンも、そしていくつあるかわからない取り外した不要ハードディスクもやってしまおうと思います。
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