スマートフォンは、一年ほど前から MVNO にしています。外出は自転車を使うことが多く、スマートフォンは使えませんので、結局ほとんど Wifi で問題ないということに気づき変更したのですが、案の定全く問題ありません。
で、その SIM は MicroSIM なんですが、今回中古の iPhone が手にはいりましたので思い切って NanoSIM にカットしてみることにしました。
いろいろ経験談を読んみたのですが、もうひとつコレだ!というサイトが見つからず、まあやってみるしかないかと知識も適当なまま始めてみました。
写真以外にはものさしと、私は爪やすりを使いましたが、紙やすりがあったほうがいいと思います。
右側がたまたま手元にあった不良 NanoSIM で、写真では分かりにくいかもしれませんが、横に三本のピンとの接触跡があります。ですので左の MicroSIM の同じ位置の端子にそのピンが通るようにカットすれば多分 OK なんだと思います。
01台紙をダウンロードしてカット線を引く
「micro sim to nano sim cuttinng」などで検索し、カットサイズのテンプレート pdf をダウンロードします。
テンプレートには基準となる長さ(15cmなど)が記載さいれていますので縮小されていないか確認して、両面テープで sim を貼り付け、極細マーカーなどでカット線を引きます。
02このテンプレート怪しいぞと不安がよぎる
で、線を引いた SIM と NanoSIM を横に並べてしばらくじっと見ていたんですが、本当にここ(上の写真の下のライン)で切っていいのだろうかと不安が湧き上がってきました。端子の位置は問題ないと思いますが、多分中にチップが入っていると思いますのでそのチップや配線は切れてしまわないのだろうかということです。
03思い切って切る
経験者のサイトなどを見ながら熟考すること数分、やっぱりこれは切り過ぎだと判断し、まずは下のラインより2mmほど大きめに切ることにしました。
あまり余裕がなかったのか、この段階での写真を取ることを忘れましたので、上の写真は4方向すべてをカットした写真です。
こちらも撮り忘れましたので完成後の写真ですが、最初のカットの段階で、ほぼこれと同じような感じでカット面から基盤(でいいのかな?)らしき黒いものが見えていました。正直、こりゃやってしもうた(涙)と思いました。
04とにかくこまめに削る
もう戻れませんので、とにかく削って試してみるしかありません。手元に紙やすりがありませんでしたので爪やすりで削りました。中が見えている下のラインについても、NanoSIM のピン跡と比べますとうまく端子があいませんので、ここまで来たらやるしかないとさらに(多分)0.5mm くらいは削ったと思います。
少しずつ少しずつ削りましたので、完成形は SIM ホルダーにピッタリはまり、裏向けても落ちない状態になりました。
05SIM 挿入 ~ 成功
見事!docomoLTE をつかみました!
うまくいきましたが、正直、安く手に入れる方法もありますので、素直に NanoSIM を買った方がいいですね。
試してみる場合の注意事項は、
- 台紙の下側を2㎜ほど大きめにハサミで切り、黒っぽい中が見えるまで丹念にやすりで削る
- 下側を台紙のラインに当てて、他のカットラインを引き、ハサミでカットする
- 同じ iPhone で使用した SIM があればピン跡がわかるのでベスト
こんな感じでしょうか。