phpMyAdmin 環境保管領域が完全に設定されていないため、いくつかの拡張機能が無効になっています。を消す

phpMyAdmin 環境保管領域が完全に設定されていないため、いくつかの拡張機能が無効になっています。を消す

xampp で phpMyAdmin を立ち上げた時に「phpMyAdmin 環境保管領域が完全に設定されていないため、いくつかの拡張機能が無効になっています。」と警告が出ます。

それを消す方法です。

この警告は、Linux サーバ構築時に経験していますので、理由はわかっているのですが、なぜか xampp の場合、かなりややこしい状態になっています。ただし、「XAMPP for Windows 5.5.28 & 5.6.12」限定かもしれません。

Plamo-5.2/phpMyAdminインストール(完了) – @半径とことこ60分

要は、次の3つを揃えなさいということです。

  • データベース phpmyadmin
  • ユーザ pma 
  • 設定ファイル config.inc.php

で、このバージョン(というより、過去のバージョンのことは知りません)の xampp には、3つ全て揃っているのに「phpMyAdmin 環境保管領域が完全に設定されていないため、いくつかの拡張機能が無効になっています。理由についてはこちらをご覧ください。 」と出ます。その「こちら」のリンクを見てみますと、

3つ無効になっているテーブルがあります。

で、1つずつテーブルを足して無効を消そうとやってみたのですが、なぜかうまくいきません。結局、面倒になり、全てやり直したら警告が消えました。

01解決編

  1. C:\xampp\phpMyAdmin\sql\create_tables.sql をインポートし、データベースを作成する。*1
    これは、上の画像の一番上の「Create missing phpMyAdmin configuration storage tables.」の「Create」のリンクをクリックしても同じだと思います。
    (2015.11.5) XAMPP for Windows 5.6.14 では、このリンクをクリックすると一発で解決するようです。
  2. config.sample.inc.php を編集して、config.inc.php として保存する。

    $cfg[‘blowfish_secret’] = ‘適当な文字列’;

    /* User used to manipulate with storage */
    /* 以下コメントアウトを外す */
    $cfg[‘Servers’][$i][‘controlhost’] = ”;
    $cfg[‘Servers’][$i][‘controlport’] = ”;
    $cfg[‘Servers’][$i][‘controluser’] = ‘pma’;
    $cfg[‘Servers’][$i][‘controlpass’] = ‘pmapass’;

    /* Storage database and tables */
    $cfg[‘Servers’][$i][‘pmadb’] = ‘phpmyadmin’;


    $cfg[‘Servers’][$i][‘central_columns’] = ‘pma__central_columns’;

    /* ここまで */ 

  3. ユーザ pma の特権を編集する→パスワードを変更する
    でパスワードを設定する。上記例では「pmapass」
  4. Mysql を再起動して、上の画像と同じ状態になるので、「Create」のリンクをクリックする。

これで警告は消えているはずです。

何が、いつから変更になったのかは分かりませんが、 create_tables.sql で作成されるテーブルの接頭辞が 「pma__」アンダーバーが2つになっていますし、当然、config.sample.inc.php の設定ファイルも変更になっています。

と、これ以上突っ込んで調べるのも面倒ですので以上です。

*1:examples フォルダではありません