【Windows10】(続)ThinkPad E420 クリーンインストール後の問題を解消する

【Windows10】(続)ThinkPad E420 クリーンインストール後の問題を解消する

01lenovo の省電力マネージャーが使えない

サブ機ということで、クリーンインストールした ThinkPad E420 ですが、lenovo の「省電力マネージャー」がどうしても入りません。

インストール記事:【Windows10】ThinkPad E420にクリーンインストールしてみる(イレギュラー) – IMUZA.com

この「省電力マネージャー」は、バッテリーの充電%によって充電のオンオフを設定できるので重宝していました。たとえば、常時電源ケーブルを接続していても、80%になったら充電しない、50%以下になったら充電するなどと自由に設定できます。それでバッテリーが長持ちするかどうかは定かではありませんが、なんとなく安心できていました。

ところが Win10 上ではどのバージョンを入れようとしてもどうしても入りません。ただ、なぜかこれまでの設定は生きているようで、80%以上は充電しませんし、50%以下になると充電し始めます。

BIOS で設定できるかと思って調べてみましたが、そんな項目はありません。なぜ過去の設定が生きているのか検討もつきません。なぜだか分かる方がいれば教えていただきたいです。

02Win7 からアップグレードで動くか試してみる

クリーンインストールではなく、アップグレードならどうなんだろうと疑問がわき、一旦リカバリディスクで Win7 に戻し、Win10 にアップグレードして試してみました。

OK です。問題なく動いています。んー?

で、いろいろ、というより「省電力マネージー」で一発なんですが、ググりましたらドンピシャのサイトが見つかりました。最初からググるべきでした!

詳細は上記サイトを見ていただいたほうがいいのですが、要点をまとめると、

  1. .NetFramework3.5 を入れておく
  2. インストーラの setup.exe を Win7 互換で動作させる
  3. 省電力マネージャーの実行ファイル PWMDBSVC.EXE を Win7 互換で動作させる

ということのようです。

03再度クリーンインストールし、省電力マネージャーを入れる

結論から言いますと、無事入りました! 以下、経過です。

  1. Win10 インストール後、Lenovo Power Management Driver は入っています。
  2. Lenovo から省電力マネージャーダウンロード
    省電力マネージャー (Windows 7 32bit, 64bit/ Vista 32bit, 64bit) – ノートブック – Lenovo Support (JP)
  3. 念のため、インストールを試す。
  4. setup.exe を windows7 互換にする。

    「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れないとエラーが出たと思います。
  5. インストール完了!
    参考サイトのように「省電力メーター・プログラムを自動で実行する」のチェックも外していません。*1 
  6. 起動してみる。

    インストール後、タスクバーに電池マークのアイコンが現れます。
  7. .NET Framework3.5 をインストール
  8. 見慣れた「省電力マネージャー」が起動しました!

    右上の「アドバンス」をクリックすると「バッテリーのメンテナンス」など詳細設定タブが現れます。*2

これで安心して ACケーブルを挿しっぱなしで使えます。

残る問題は2つとなりました。

  1. カバーを閉じるとスリープするが、いつのまにやらシャットダウンしている。
    もう一つ不可解なことがあります。カバー(ディスプレイ側)を閉じるとスリープするように設定しているのですが、夜カバーを閉じて、確かにスリープになっていることを確認しても、朝になるとシャットダウンしているのです。
  2. 音が必ずミュート状態になってしまう。
    オーディオのドライバーは入って音は出るのですが、しばらくするとミュート状態になってしまい、それも表示はミュートではないのに音は出ないという状態で、必ず Fn+F3 を押さないと音が出ません。

*1:初期段階ではエラーは出ていません

*2:参考サイトのように実行ファイルの互換性もいじっていませんし、何もしていませんが、初期状態ではエラーは出ていません。あるいは互換になっているのかもしれませんので、後ほど確認してみます。
(9/3)PWMDBSVC.EXEは互換モードではなく通常モードで動いています。