デスクトップ、しかもスタートボタンなど昔ながらの操作感を好むユーザーの使用感です。
結論から言いますと、これは OK だと思います。むしろ、なぜこの OS を Windows8 として出せなかったのかと不思議でなりません。
01デスクトップとタブレット UI 切り替え
デスクトップとタブレットでは(多分)自動的に UI が切り替わるようです。
スタートボタン→設定→システム→タブレットモードにオンオフスイッチがあり、オンにしますと、開いているウィンドウが全画面になります。スタートボタンは残りますが、クリックするとタイルのみが全画面に拡がります。タッチパネルのノートなどはこちらの方が効率的かも知れません。
デスクトップモードでは、スタートボタンをクリックすると、左側にWin7 的なプログラムやファイルへのアクセスが可能なメニューがあり、右側に Win8 的タイルが表示されます。タイルエリアはウィンドウ境界線をドラッグすると上下左右にサイズ変更できます。非表示にすることは出来ないようです。
スタートメニューは、設定→パーソナル設定→スタートで多少カスタマイズも出来そうですし、慣れれば問題ないでしょう。
02Win7 の使用感との違和感は少ない
スタートボタンの復活も大きいのですが、何より Win8 系で鬱陶しかったのは、タイルやウィンドウズアプリが全画面表示されることでした。*1
それが解消され、ウィンドウズアプリもウィンドウ表示が可能になっています。
これは大きいです! ウィンドウズ(ストア)アプリってどんなものだろうと確かめる気になります。
設定→システム→規定のアプリで変更できます。
それにしても、この「アプリ」という言葉、どうも馴染めません(笑)。
03プライバシー設定をオフにした方がいいかも
デフォルトではアクセス情報や位置情報やタイピングなども Microsoft へ送信する設定になっていますので、敏感な人はオフにした方がいいかもしれないです。
設定→プライバシー→全般
ただ、それでも何かしら送信しているそうです。
まあ気持ちよくはないですが、Google よりはましかも知れません(笑)。
04Win8.1 のスタートメニューもどきは右クリック
スタートボタンを右クリックすると Win8.1 で追加されたコントロールパネル項目へのショートカットのようなメニューが表示されます。これが残ったのは便利かも知れないです。
05アップグレードでの引き継ぎ
アップグレードでの設定やアプリケーションなどの引き継ぎは優秀だと思います。今のところ全く問題も起きず、Win8.1 環境と同じ状態で作業が出来ています。
寄せ集めの自作パソコンである上に、ドキュメントなどのデータフォルダを全て別 HD に変更していますし、フリーソフトも相当入っています。MacType も入れています。
本当にアップグレードされたのかと思うくらい Win8.1 からの違和感はありません。
システムフォントが游ゴシック(Yu Gothic UI?)に変わっているようですが、私にはあまり違和感はありません。MacType をはずしてみないとよく分かりませんが。
グラフィックボードも非対応ということで心配しましたが、問題なく動いています。
使い始めて2日目の使用感はこんなところです。Edge などはまたあらためて。
*1:あまりの鬱陶しさに全てそれまでのプログラムに変えていましたので変更可能であったかは確かめていません。