CMSのシェア
CMSは一体どれくらい利用されているのだろうと思っていたのですが、こんなサイトがありました。
主要CMSのシェアとGoogleトレンド – NoteBook
紹介されているのは、2013年4月10日のデータですので、現在のシェアは、W3Techs をご覧ください。それによると、2014年2月14現在、CMSを利用しているのは約35%で、内60%がWordPressを試用しているようです。上のサイトでGoogleトレンドが紹介されていましたので、下に埋め込んでみます。いずれにしても、WordPress の圧勝ですね。
最初にWordPressを知った時は、MovableType全盛期で、WPのバージョンも1とか1.5だったように思います。その後、私は、Xoops、Joomla! と渡り歩いてきました(?)が、このグラフを見ると何だか感慨深いものがあります。
Joomla!3.2.2
2009年に何があったんでしょう? シェアが下降の一途をたどっています。私は使いやすいと思うんですがね…。とにかく、最新版の Joomla!3.2.2 をインストールしてみます。インストール方法は、チュートリアル – Joomla!の道しるべ さんに詳しく掲載されていますので、私の環境で起きた問題点のみ書いていきます。
インストールの最終段階で次の表示となりました。
「configuration.phpは書き込み可能」が「いいえ」になっています。これは当たり前で、ユーザディレクトリですから apache からは書き込みが出来ません。考えてみれば、この問題は、configuration.php だけでは済まないですね。コンポーネントやモジュールのインストールにしても、キャッシュにしても、その都度問題が発生することになります。ここは、
# chown -R www joomla
として、joomla 以下全て apache の所有にしておいた方がいいんでしょうか。ただ、そうすると、ftp でアップロードしたりすることが出来なくなります。必要に応じて、グループに書き込み権限を与えて、ユーザを apache のグループに追加しますか…。いい方法があれば教えていただきたいものです。
(追記)結局、考え直し、所有者はユーザに戻し、グループを
# chgrp -R apache joomla
と、apache にし、configuration.php を664、管理者でログインした後のシステム>システム情報>ディレクトリパーミッションに表示されるディレクトリを全て775にしました。
php 設定ファイル .user.ini が使えるらしい
右側の php 推奨設定に2つの黄色があります。output_buffering と Native ZIP suport がオフになっています。まずは、output_buffering ですが、PHP: .user.ini ファイル – Manual によると、PHP 5.3.0 以降、CGI/FastCGI SAPI の場合にのみ、.htaccess を使わなくても、各ディレクトリに .user.ini を置けば php の設定を変更できるらしいです。早速、joomla ディレクトリに
output_buffering=Off
と .user.ini を作りましたら、オンになりました。
Native ZIP suport をオンにする
あらためて phpinfo を見てみましたら、zip の項目がありません。–enable-zip 付でコンパイルされているのに変だなあと、zip.so を探してみましたら、
# find / -name zip.so
/usr/lib/extensions/no-debug-non-zts-20121212/zip.so
こんなところにありました。このディレクトリは何でしょう? あとで調べることにしましょう。で、php.ini に
extension=/usr/lib/extensions/no-debug-non-zts-20121212/zip.so
を加えて、apache をリスタート!
無事、phpinfo にも zip が現れ、Native ZIP suport もオンになりました。
インストール完了です。