VAIO PCG-Z1V/Pを譲り受けたので、どうしようかと思案の末、今さらWinXPでもないだろうと、Linuxを入れてみることにしました。
ディストリビューションは、インストールやメンテナンスが簡単そうなUbuntuやVineの選択肢もありますが、10年ほど前まで、98に入れたり、自宅サーバを立ち上げたりと、多少知識のあるPlamo一択です。デスクトップ機として使ったり、外へ持ち出したりするつもりもなく、サーバでも立ててみるかといったほぼ遊び気分ですので、トラブル発生もその解決過程が楽しめるPlamoは最適です。まあ、スムーズにはいかないでしょうが、ゆっくりいきましょう。
まずは、VAIOくんの基本スペックを確認。2003年9月発売、10年前なんですね。
- CPU/Pentium M 1.60GHz
- チップセット/Intel 855PM
- メモリ/1.5GB
- グラフィック/MOBILITY RADEON
- スクリーン/14.1型SXGA+(1400×1050ドット)
- Ethernet/Intel(R) PRO/100 VE
- WirelessLAN/チップが不明(インストールしてから調べよう)
こんなところを把握しておけば大丈夫でしょう。
以下、インストールを簡単に。もしインストール方法を知りたくて来られて方がいましたら、他に画像付で紹介されているサイトがありますので、検索してみてください。
- Plamo-5.2 リリース | Plamo Linuxかダウンロードページからplamo-5.2_x86_dvd.isoをダウンロードしてDVDに焼く
- DVDから起動して、rootでログインし、setupと打つ
- キーボード配列を変更して(自由)、fdiskでswap/4GB、linuxパーティション/残り全部(自由)にパーティションを切る
- インストールに進み、ADDSWAPでswapパーティション初期化後、どんどんデフォルト設定のままYES、OKで進む(インストールするカテゴリの選択では、私はカーネルソースにチェックしました)と、インストールが始まる
- インストールが終わる(30分程かかりました)と、初期設定へ
- ブートローダーの選択では、Plamoしか入れませんので、GRUBをMBRにインストール
- ネットワークの設定では、最終的には固定IPを振ることになりますが、とりあえずは、ホスト名を適当に入れて、ドメインなし、DHCP接続を選び、ネームサーバも設定しない
- システムの最終調整に進み、rootのパスワード設定するとインストール終了
- rebootと打つと再起動する
と言うことで、何も難しいことはなくインストールは終了。再起動すると、起動ログがだーと流れ、ログインプロンプトが現れるので、rootでログインします。
#ifconfig
と打ってみますと、eth0にアドレスが振られていますし、pingも通りますので、とりあえずOKなんですが、無線LANはどうやるのでしょう?
無線LAN、ユーザ作成、Xの確認はまた次回ということで。