Plamo Linux を 7.1 にしましたので初期設定です。起動処理がこれまでとは変わったようです。
Plamo Linux はこちらです。
01キーボードレイアウトと「sudoers ファイル内にありません」
インストールの際、これまで特に106キーボードを選択しなくても日本語キーボード配列になっていたように思いますが、立ち上げてみますと英語配列になっていますのでキーボードレイアウトを変更します。
$ less /etc/sysconfig/console KEYMAP="defkeymap ctrl" $ sudo vi /etc/sysconfig/console KEYMAP="jp106 ctrl"
上では sudo
を普通に使っていますが、Plamo の場合、「sudoers ファイル内にありません」のエラーがでます。
【Plamo6.1】「sudoers ファイル内にありません」のエラー、sudo が実行できない – IMUZA.com
この記事のように、グループ wheel にユーザーを追加します。
02無線LAN に接続する
上の画像は、
# インターフェイスを確認する $ iwconfig
wlan0 が認識されています。
# インターフェイスを立ち上げる $ ifconfig wlan0 up
wlan0 が立ち上がりますが、まだ ipアドレスが振られていません。eth0 はキャプチャしやすいように先に有線で接続したものです。
# 認証ファイルを作る $ sudo sh -c 'wpa_passphrase アクセスポイント識別子 パスフレーズ > /etc/sysconfig/wpa_supplicant.conf'
アクセスポイントに接続する際の認証ファイルを作成します。sh -c ' '
としているのは >
のリダイレクトを使っている場合、書き込み権限がないとエラーが出るからです。
ところで、上の画像では識別子とパスフレーズはマスクし、暗号化されたパスフレーズはそのまま表示していいます。確かめていないのですが、この暗号化されたパスフレーズを入れれば通ってしまうらしいです。パーミッションで保護するしかないですね。
# アクセスポイントに接続します $ sudo wpa_supplicant -B -c /etc/sysconfig/wpa_supplicant.conf -i wlan0
# dhclient を使って ipアドレスを振る $ sudo dhclient wlan0
これで無線LANで接続できました。
03OS起動時に無線LANに接続する
/etc/sysconfig/ifconfig_wlan0-sample を ifconfig.wlan0 に変更して、DHCPを使うか static で ipアドレスを振るかによってコメントアウトを外します。
また、上の手動接続では認証ファイルを wpa_supplicant.conf としていますが、wpa_supplicant-wlan0.conf じゃないと自動起動の際に認識されません。
### Use DHCP ### ONBOOT="yes" IFACE="wlan0" SERVICE="wpa" WPA_SERVICE="dhclient"
これで再起動しますと無線LANに接続されます。