これでパンくずリスト関連3回目、特にこだわっているわけではありませんが、当初勘違いしていたことと、やはり ol でマークアップしたほうがいいだろうということで3回になってしまいました。
これで決定版です(笑)。下が過去の記事です。
- WordPress:階層化パンくずリストを複数表示する(プラグインなし)
シンプルですが ol でマークアップされていません - WordPress:階層化パンくずリスト(プラグインなし)とページネーション、ページャー
記事のカテゴリー選択の際、親と子両方にチェックを入れなくてはいけないと勘違いしていました
01階層化パンくずリスト ol マークアップ
get_category_parents を使って
まず前回の get_category_parents を使ったタイプです。
この関数は、指定されたカテゴリーの親カテゴリーのリストを出力してくれますので、その出力に preg_replace を使って li タグを挿入します。
(Android 上の Chrome 限定の注意)
コードブロックをタップしますと数秒固まる場合があります。スクロール等他の操作に支障はありません。Chrome のバグとの報告が上がっています。詳細は「AndroidのChromeだけ固まる(止まる)ってどういうこと?!」をご覧ください。
get_the_category, get_category を使って
get_the_category は該当記事が属するカテゴリーを配列で返します。複数あれば複数返します。
そこから親カテゴリーの ID を添字(でいいのかな?)category_parent で取り出し、get_category でトップカテゴリーまでたどります。get_the_category は記事の ID から、get_category はカテゴリー ID からというだけで同じ出力です。親カテゴリー ID が 0 になればそのカテゴリーがトップカテゴリーです。
02使い方
上記2つの関数は同じコードを出力します。どちらが速いかは調べていませんのでわかりません。
functions.php にどちらかの関数を書いておき、index.php や single.php に、
を挿入すれば複数カテゴリー対応の階層化パンくずリストが出力されます。get_the_ID は記事の ID を取得します。ループ外でも使えたと思います。
下のサイトが現在進行中の「ゼロから作るWordPressテーマ」のデモサイトです。このパンくずリストも導入されています。
- デモサイト(現在停止中)
ということで、やや手間取りましたが、これが構造化データの作成に役立ちそうです。