Ubuntu17.10 デスクトップに Apache & PHP インストール

Ubuntu17.10 デスクトップに Apache & PHP インストール

家でちょっとした作業に使っている ThinkPad E420 を Windows から Ubuntu に変えて2ヶ月ほどたちます。

結論から言いますと、当たり前ですが使えますね。

気になることとしては、Chrome が時々日本語入力を受け付けなくなったりするなどエラーを起こすことと何日かスリープを繰り返していますとマウスの動きがぎこちなくなるような気がします。まあそんなときは再起動すれば解消しますし、再起動も SSD ってこともありかなり速いですのでストレスにはなりません。

それに、まだ記事にはしていませんが、バッテリー充電のしきい値を設定することもでき、バッテリーの劣化を防ぐこともできています。

で、今回はちょっとしたチェックのために必要な HTTPサーバーの Apache と PHP を入れようと思います。

apt と apt-get

私、Linux 歴はそこそこ長いのですが、Plamo Linux を愛用してきましたので、Debian 系のパッケージ管理は ubuntu が初めてです。で、パッケージ管理のコマンドに apt と apt-get があることに何だろう?とは思いつつも、まだまだ基本的な作業しかしませんので、まあ同じようなものだろうと適当にすませていました。

この際ということで少し調べてみました。簡単に整理しておきますと、

  • Debian のパッケージ管理システムには dpkg(Debian の package ということ)がある
  • dpkg のフロントエンドとして APT(Advanced Packaging Tool)が開発された
  • APT のコマンドラインベースのフロントエンドとして apt-get が開発された
  • (新たにかどうかはわからないが)apt が開発され、現在は apt が推奨されている

というようなことかと思います。

dpkg – Wikipedia

APT – Wikipedia

Apache インストール

でもって、まずは、

$ sudo apt update && sudo apt upgrade

で、パッケージの一覧を更新し、パッケージそのものを更新してみます。

必要ないパッケージがあるので、sudo apt autoremove しなさいとありましたので、その通りやってみました。

続いて、

$ sudo apt install apache2

問題なく入ります。楽でいいですね。

Apache を起動してみる

インストールできましたので一度起動してみましょう。

まずはインストールされたバージョンを見てみます。 2.4.27 です。

$ sudo apachectl start

と起動してみましたら、何やらメッセージが出ます。systemctl start apache2 を使えということのようです。ただ、 apache は起動しています。

$ sudo apachectl stop
AH00558: apache2: Could not reliably determine the server's fully qualified domain name, using 127.0.1.1. Set the 'ServerName' directive globally to suppress this message

停止してみましたら、何やらメッセージが。これについては、決定的なことではないようですのでまたあらためてということで、とりあえず先に進みます。

あらためて、

$ sudo systemctl start apache2
$ sudo systemctl stop apache2

でチェック、問題ないですね。

PHP インストール

これも簡単、

$ sudo apt install php libapache2-mod-php

一緒に Apache に組み込むモジュールもインストールします。

PHP 7.1.15 がインストールされました。

PHP を phpinfo() で確認

Apache のルートディレクトリ /var/www/html に次の phpinfo.php をつくり確認してみます。

できましたら、http://localhost/phpinfo.php にアクセスしてみます。

OKです。LAMP のうち、Mysql 以外は導入できました。

ソースからコンパイルしなくてもいいのは楽ですね。