VAIO VGN-NW71FB を Windows10, Plamo Linux, Ubuntu のマルチブートマシンにするプロジェクトが次の経緯をたどってやっと完了しました。
01HDD 換装
ハードディスクは、東芝の 1TB MQ01ABD100 を購入しました。取り付けは、取り外しの逆ですのでどうってことはありません。
(左)AFT のハードディスクです。もう非 AFT を探すほうが難しいのかもしれません。
(右)BIOS で 1000G と表示されています。
02Windows10 を 500M のシステム予約済みなしで入れる
Windows10 を新規でインストールしますと、500MB のシステム予約済みパーティションがつくられてしまいます。これ、何に使うのかよく知りませんが、なくても問題ないとの話もありますので、なしでインストールしてみます。
(左)500MB のシステム予約済みと 600GB 程度のパーティションができました。
(右)600GB のパーティションを削除し、システム予約済み 500MB を 600GB に拡張しました。
これで問題なくインストールできました。
ただ、試していないのですが、考えてみれば、先にパーティションを切っておけば、システム予約済みも作られずに入るのかもしれません。
03Linux 用に GParted で切ってみる
AFT(アドバンスド・フォーマット・テクノロジー)というものが、理屈ではわかっているのですが、実際の局面、たとえば Ubuntu や Plamo はどうなのかとか、パーティションの開始を 4K(512B × 8 セクタ)にしておけばいいのかなど、もうひとつ理解できていません。
まあやってみるしかありませんので、まずは、Ubuntu の LiveCD でパーティションを切ってみましょう。
(左)GParted で Plamo, Swap, Ubuntu を 200G, 8G, 残りで切ってみました。(後撮り)
(右)Parted でセクタ数を確認してみたとことです。
GParted の画像は、全てインストール後のキャプチャですので、OS のインストール分が使用済みとなっています。Parted をセクタ表示で見てみますと、開始セクタは全て 8 の倍数になっています。
Windowsは、XP は 63 セクタ目からパーティションを切るようになっていたらしいのですが、Windows10 は、2048 セクタ目からになっているようです。
GParted で切ったパーティションが特に意識しなくても 8 の倍数になっているのは、指定単位が 1MiB(1024×1024)、つまりこれを 1セクタ(512バイト)で割りますと 2048セクタですので、開始位置は 2048セクタの倍数になっているということのようです。
04Plamo と Ubuntu をインストールする
後はそれぞれのインストールCD を使ってインストールするだけです。
ということで、Winシステム予約済みなしの Windows10, Plamo Linux, Ubuntu のマルチブートマシンが完成しました。