無料サービス Glitch で Node.js アプリを立ち上げる

無料サービス Glitch で Node.js アプリを立ち上げる

映画のレビューを書いている別サイト「そんなには褒めないよ。映画評」用に Filmarks 疑似ソーシャルボタンをつくりましたので Glitch で立ち上げてみます。無茶苦茶簡単です。

前記事:Filmarks の自分の投稿へ飛ぶ疑似ソーシャルボタン

01Glitch とは

Node.js を使ったアプリが無料(制限あり)で公開できるサービスです。有料でも $10/month, $96/year です。公式には Node.js 専用のようですが他の言語も使えるとのことです。

無料となる制限事項は、

  • 非アクティブ状態が5分間続くとスリープ状態になる
  • 1時間あたり4,000リクエストまで、それを越えると 429 “Too Many Requests” が返される
  • アプリのディスク容量は200MBまで、Node.jsモジュールは別に 1GBまで

ということで、詳しくはこちらに書かれています。

02サインイン、GitHubからアプリインポート

Glitch

Glitch のホーム

Glitch

GitHub, Facebook, Google のアカウントでサインインできますし、Email でアカウントを作成することもできるようです。ただ、GitHub からアプリを取り込めることを考えれば GitHub しかないでしょう。

Glitch

GitHub に承認を求めます。

Glitch

サインインしました。GitHub からプログラムを取り込む場合は右上の New Project -> Import from Github と進みます。

Glitch

入力ダイアログに GitHub のリポジトリを入れます。

Glitch

取り込まれました。これだけです。

左上の Share ボタンをクリックしますとアプリの URL や他のエディタで編集(できるのかな?)するための URL、埋め込み用のコードなどが表示されます。

アプリのアクティブ化と URL

アプリをアクティブにするには、package.json に "scripts": { "start": "node app.js" } と起動コマンドを書いておきます。もちろん app.js はそれぞれアプリの起動プログラムです。

アプリの URL の書式は、Share ボタンをクリックした Live App に記載されていますが、おそらく

https://{プロジェクト名}.glitch.me

の固定と思われます。

03Filmarks シェアボタンから呼んでみると

成功はしましたが、レスポンスが遅いですね。ローカルサーバーですと1、2秒で返ってきますが、Glitch ですと数秒から10秒くらいかかる場合があります。

試しに Heroku でも走らせてみましたがほぼ同じですので Glitch が遅いというわけではなさそうです。

これは先読みしとくべきですね。

次回、クライアント側を書き換えましょう。

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